大学入試英単語SPARTA3|長文読解・共通テスト対策に効く!実戦特化の英単語集

大学入試英単語SPARTA3

「単語帳は覚えたのに、長文が読めない…」
その原因のひとつが“実戦的な語彙力”の不足です。『大学入試英単語SPARTA3』は、入試頻出の英文から抽出された語彙を中心に構成されており、「出る単語だけを効率よく学びたい」受験生に最適な英単語帳です。インプットとアウトプットをバランスよく設計し、“使える語彙力”を養成できます。


大学入試英単語SPARTA3の基本情報

大学入試英単語SPARTA3
著者関 正生
出版社かんき出版
発売日2023年3月27日
判型/ページ数A5変形 / 336ページ
対象高校2〜3年生、共通テスト〜難関私大
価格1,650円(税込)

大学入試英単語SPARTA3の評価

難易度

共通テスト〜MARCHレベルを中心に構成。

わかりやすさ

例文付き&演習アプローチで定着しやすい。

必要な時間

1日30語ずつ進めれば約1ヶ月で1周可能。

特典への結びつき

長文読解のスピード・精度が向上。

面白さ

音声アプリや例文で飽きにくい工夫あり。


コスパポイント

従来の“語義だけ暗記”とは一線を画し、例文・類義語・演習アプローチなど「定着」を意識した構成が光ります。価格は1,400円前後ながら、アプリ対応・語源知識の補足もあり、学習効率にこだわる受験生には非常にコスパの高い1冊です。


① 入試に“実際に出た”英文から抽出された単語

SPARTA3の最大の特長は、「過去問ベースで抽出された重要語のみを収録」していること。つまり、よく出る単語だけを効率よく覚えられる。曖昧な語彙を排除し、“入試に必要な語彙力だけを磨く”という狙いが徹底されています。


② 例文&演習アプローチで定着率が段違い

各単語に必ず1つ例文がついており、語義だけでなく使われ方まで自然に習得可能。さらに章末には演習問題が用意されており、「覚えた気にならず、ちゃんと定着しているか」を確認できる設計になっています。


③ 音声アプリ×語源解説でマルチ学習にも対応

音声アプリ(無料)を使えば、発音・リズムも確認でき、リスニング対策にも効果あり。語源のコラムも充実しており、語彙の背景知識や類推力も身につけられるため、難解な長文の初見対応力もアップします。


こんな人にはオススメできないかも?

英検準1級〜難関国立大の語彙対策としては、やや物足りないかもしれません。また、単語数自体も他の単語帳(DUOや速単上級など)に比べてやや抑えめなため、“網羅性より実戦性”を求める人向きです。


使い方

1日30〜50語を目安に進めて、1ヶ月で1周。その後、週1ペースで章末演習で復習することで記憶が定着します。通学中のリスニングや、例文音読にも活用可能。模試の復習時に該当語をマークするなど、演習との連携も効果的です。


使う時期

高2〜高3春に導入し、共通テスト・私大入試対策として継続使用がおすすめ。早期に1周し、その後はアウトプット型教材や長文演習と併用することで実戦的な語彙力が完成します。


他の参考書との比較

『システム英単語』や『速読英単語』と比較すると、SPARTA3は“出題頻度の高い語を短期間で定着させる”点に強みがあります。『ターゲット1900』よりは例文ベースで使いやすく、『DUO』よりはシンプルで反復しやすい設計です。


東大生による正直コメント

この単語帳は、ターゲットやシス単に比べるとやや掲載語数は少なめですが、そのぶん「出やすいものだけ」に絞って覚えられるのは大きなメリット。音声アプリでリスニング対策もできるのは良いですね。難関大志望の人は別の語彙で補完が必要かもしれませんが、「まずは基礎を固めたい」人にはピッタリだと思います。


まとめ

『大学入試英単語SPARTA3』は、入試頻出の語彙を効率よく身につけたい受験生にとって、非常に実戦的かつ定着重視の単語帳です。例文・演習・音声アプリなど、学習に必要な要素が1冊に凝縮されており、特に共通テスト〜MARCHレベルを志望する人におすすめできます。