大学入試 最難関大への英作文ハイパートレーニング 新装版|構文力・論理力・表現力を鍛える究極の英作文教材

「英作文が苦手…」「どう添削してもらえばいいか分からない」
そんな悩みを持つ受験生に向けて、表現力の“型”と“論理構成”の両方を鍛えるために設計されたのが『大学入試 最難関大への英作文ハイパートレーニング 新装版』です。東大・京大・一橋・東工大など、記述式英作文を出題する最難関大学を志望する人にとって、頼れる1冊です。
英語のコスパ勉強法
目次
大学入試 最難関大への英作文 ハイパートレーニング 新装版の基本情報

著者 | 大矢 復(監修) |
出版社 | 桐原書店 |
発売日 | 2024年3月27日 |
判型/ページ数 | A5判 / 約248ページ |
対象 | 高校3年生、難関国公立大志望者 |
価格 | 1,540円(税込) |
大学入試 最難関大への英作文 ハイパートレーニング 新装版の評価
難易度
東大・京大・一橋・東工大向け。
わかりやすさ
パターン例・構文分解が丁寧で理解しやすい。
所要時間の少なさ
添削・書き直しまで行うと1題に時間がかかる。
特典への結びつき
記述対策の王道。自力で書けるようになる。
面白さ
実践型トレーニングなので地道だが効果的。
コスパポイント
他の英作文教材と比べ、「型」だけでなく「論理展開」や「主張と理由の構造」まで踏み込んで解説しているため、単なる例文暗記では身につかない思考力が養われます。丁寧な解説と例文集、演習問題のボリュームを考えると、価格以上の学習効果が期待できます。
① 英作文の“構成力”を本質から指導
ハイパートレーニングは、英作文を「文法や語彙力だけで勝負する」ものではなく、主張→理由→具体例という論理構成の型を繰り返し訓練することで、本番での自由記述に対応できるように設計されています。
② 各文の構造を細かく分解→再構築できる
文ごとにどの文法要素が使われているかが明示されており、自分で書いた英作文を“添削の目線”で見直す力がつきます。いわゆる「丸暗記型」教材ではなく、自分で構文を組み立てていく力を養成できるのが大きな特徴です。
③ 添削・再作成→反復演習で「書ける英語」に変わる
本書では「書いた後の見直し」までがトレーニングの一部。模範解答を写すのではなく、自分で考え直し、言い換えや構文変更に挑戦することで、英作文の表現バリエーションが格段に広がります。
こんな人にはオススメできないかも?
共通テストレベルのライティング(語句整序・和文英訳など)のみを対策したい人や、スピーキング用途で英作文を学びたい人にはやや過剰な内容かもしれません。また、構文や時制、冠詞などの基礎が不十分な場合は先に別教材で基礎固めが必要です。
使い方
Step1:構文パターンを確認
Step2:例文を自分なりに書き直す
Step3:演習問題に挑戦し、模範解答と比較・添削
という流れを繰り返すのが理想。週1〜2回、1題にじっくり時間をかけるのがおすすめです。
使う時期
高3夏以降〜直前期にかけて使用すると、記述型入試の実戦対策として非常に効果的です。秋〜冬にかけて過去問演習と並行しながら、志望校の出題傾向に合わせて重点分野を絞って活用すると得点に直結します。
他の参考書との比較
『竹岡の英作文が面白いほど書ける本』が例文・構文中心であるのに対し、ハイパートレーニングは論理構成→表現構築→添削までのトレーニング型教材。『ドラゴンイングリッシュ』よりは解説が詳細で、自走できる力が養えます。
東大生による正直コメント
実際、英作文で差がつくのは「構文の引き出し」と「主張を支える理由のロジック」です。この教材はその両方を丁寧にトレーニングできるので、過去問演習に入る前の準備段階としてとても有効。即効性よりも“地力を伸ばす”ための教材ですね。
まとめ
『大学入試 最難関大への英作文ハイパートレーニング 新装版』は、英作文を“型どおりに書く”段階から一歩進んで、自分の意見を論理的に展開する訓練ができる本格派教材です。表現力と構成力を武器にしたい受験生にとって、これ以上ない良書といえるでしょう。