【残り1ヶ月の勉強法〜英語編〜】|東大生と早稲田生のコスパ勉強法
こちらのブログでは勉強しない勉強法をスローガンに、最小限の努力で合格を目指すコスパ勉強法を紹介しています。
今回のテーマは、「残り1ヶ月の勉強法〜英語編〜」です!
こんな人にオススメ!
- 入試本番まで時間がほとんどなくて途方に暮れている
- 勉強はしてきたが、さらに完璧にしたい
- 残りの時間で何をすればいいかわからない
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この記事でわかること
- 残り1ヶ月での有効な勉強方法
- 時間がない中でも確実に力を伸ばす方法
目次
はじめに
私たちが紹介するのはあくまで「コスパ」にこだわった勉強法です。
満点を目指さず、
合格に必要最低限な力を
必要最低限の努力で
身につける。
これが、私たちと読者の皆様の目標となっています!
※完璧な学力を身につけられるという訳ではないのでご注意ください。
共通テストで7割を取る!
「入試本番まで残り1ヶ月になってすごい不安・・・」と思っている方は少なくないでしょう。
しかし、不安に思っている人はほとんどでも、みなさんの現段階での学力はそれぞれ全く違います。全く何も勉強していない人は基礎から勉強しなくてはいけないですし、すでに東大合格ラインを余裕で超えてるような人は難しい問題にどんどんチャレンジした方が良いです。
このようにレベルの違う人たちであっても、残りの1ヶ月という視点で見た時には誰でも有効活用できるような勉強方法をお伝えするつもりです!
基準としては・・・
誰でも共通テストの英語で7割が最低限取れるようにはなる
これを最低限の目標としています。
「えっ、目標にするにしては低くない?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、目指しているのは「誰でも」目標を達成できるということなので、現実的な数字になっています。ここまで現実的にすることで、注目を集めるためのただの派手な謳い文句ではなく、本当に実現できるような方法をお伝えできると考えています!
もちろん、既に9割近い得点をできる段階にいる人もいるかもしれませんが、そんな方にもどう1ヶ月を過ごすべきかということは必ず役に立つはずです。
優先するべきこと
まず残り1ヶ月という期間を考えると、この時間は常にギリギリの戦いをしている受験生にとっては、すぐに過ぎ去ってしまいます。
そんな時間のない受験生は、優先するべきことを決めて過ごす必要があります。
ここでは残り1ヶ月で優先するべきことを3つに絞ってお伝えします!
- 単語の定着
- 長文を読む体力づくり
- 耳を英語に慣れさせる
この3つに絞りましょう!
詳しくは、後ほど説明するので、まずはこの3つだけに集中して過ごすんだ!ということを頭の中に入れておいてください。
やってはいけないこと
詳細の前にこのやってはいけないことも簡単に覚えていて欲しいです。
それは・・・
- 新しいことに取り組む
- 他の受験生と比べる
この2つです。
❌新しいことに取り組む
自分に今、力がないからといって、新しい単語帳や参考書に取り組むことはNGです。
人の記憶というのは一度見ただけでは定着しません。1ヶ月しかない状態で新しいことを頭に入れ始めても、それは覚えた気になっただけです。1ヶ月ではなかなか本番で使えるような知識になるまで定着しません。ただただ、武器になるかどうかもわからないことに時間を割くくらいなら、すでに勉強してきたことをより確実にものにする方がよっぽどいいです。
さらに、自分の知識量が明確になっていれば、捨てる問題も明確になります。わからないことはわからないというふうに割り切ることができることも、本番を想定するとメリットになります。
少しくらいなら新しいことを学んでもいいですが、イメージとしては
新しい学習:復習=1:9
くらい復習に重きをおくと思っていてください。
❌他の受験生と比べる
皆さんは普段から、校内テストや模試などで自分の順位・偏差値を確認する場面がよくあると思います。
受験期の序盤から中盤までは他の受験生と自分を比較して自分の立ち位置を確認することは大事でしょう。
しかし、本番まで残り1ヶ月の時期となったら話は違います。
他の受験生よりも自分のレベルが低いと感じてしまったとき、ほとんどの人は落ち込んでしまうと思います。そうなると、勉強の効率も確実に下がりますし、そのメンタルを立て直す時間もほとんどないです。
そんな状態に陥ってしまうくらいであれば、ただひたすら自分のことに集中しましょう。先ほども述べましたが、何がわかって何がわからないということを明確にわかっていることは武器になります。試験は持っている知識量を比べるものではありません。最終的には得点だけで競い合うものです。
ここまで伸ばしてきた、自分の学力を最大限活かすためにはどうするか。
これがとても重要です。他の人は関係ありません!自分の力を出し切れるように準備しましょう!
具体的な勉強法
優先するべきことで触れたものについて具体的な勉強方法を紹介します!
①単語の定着
1つ目は単語の定着です。
予め伝えておきますが、残りの1ヶ月で新しい単語帳を買って取り組むなど言語道断です!
自分がここまで使ってきた単語帳をひたすら周回して完璧にしましょう。この単語帳の中にある単語であればすぐわかるという自信が試験中にもいい影響を及ぼします。
この時、少しでも知識に穴があったり、あやふやな部分があってはいけません。どの単語を見ても反射的に意味が思い浮かぶくらいのレベル感まで仕上げましょう。
要求が高いようですが、1冊だけをこの状態に仕上げればいいので、是非前向きに取り組んでいただきたいです。
自分が受験生の時は、わからない単語にチェックをつけて復習をするようにしていました。この時、見た瞬間にわからない単語であれば、もう一回復習をするくらいの厳しい基準でチェックをつけていました。瞬時に理解できる単語も3周連続でその状態を維持できていなければもう一度復習をし直すという徹底ぶりでした。(笑)
単語を見すぎて頭が狂いそうにもなりましたが、結果としては単語力には明確な自信を持って試験に臨むことができていました。
皆さんも1冊だけでいいので、残りの1ヶ月でこのくらい完璧にしましょう!
②長文を読む体力づくり
長文問題は、共通テストでも2次試験でもほとんど出てくる問題です。
皆さんは、文法や語法を必死に勉強して出来る限り英文の読解力を上げていると思います。しかし、残りの1ヶ月になったら、その勉強にたくさん時間を使うのは控えましょう。
この時期に大事なのは、入試本番でも、長文を読んでも頭を疲れさせない体力をつけることです!
普段使わない言語なので、英語をたくさん見ているだけで人はだんだん疲れてきてしまいます。その結果、勉強してきたことが応用できなかったり、簡単なことが見抜けなかったりします。
せっかく勉強してきたのにそのような状態になってしまうのが一番もったいないです・・・
この失敗を防ぐためにも、この時期には、少し難しくて単語数が多めの長文問題を1日3題ずつくらいを目安にひたすら取り組みましょう。この時に意識していただきたいことが、文章全体の長さの把握と、話の展開の区切れを掴むということです。ただ闇雲に読み進めていくよりも、このような意識を持って取り組む方が英文を読むときのペースも自分でコントロールできるようになり非常に効果的です!
英文の長さに疲れて、得点に結びつかないというミスをこの方法でなくしていきましょう!
③耳を英語に慣れさせる
最後は英語を耳に慣れさせる訓練についてです。
共通テストには科目としてリスニングがありますが、これはリスニングのためだけの勉強方法ではないです。
英語の勉強法の記事でも詳しく書いていますが、ただひたすら英語を耳に流し続けて、英語に慣れるという方法です!
英語のコスパ勉強法はこちらでご覧になれます
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勉強中でも、歩いている時でも、電車に乗っている時でも構いません。英語の会話やラジオ、文章をただただ聞き流しましょう。特に集中して聞き取る必要などはありません。
これを続けているだけで、英語が目で見ても、耳で聞いても今までとは比べものにならないくらい頭に入ってきます!
英語を聞くにはpodcastやTEDTalksがおすすめです。
メンタルコントロール
最後に重要なのに軽視されがちなメンタルのコントロール方法についても紹介しておきます。
いざ、入試まで残り1ヶ月となった時に立ちはだかるメンタルの敵は不安と緊張です。
まずは不安についてです。
自分が目指している大学の過去問に歯が立たなかったり、基礎的なことが身についてなかったりした時に焦り、強烈に不安を感じることでしょう。しかし、残された時間はあと1ヶ月です。何度もお伝えしている通り自分の力を出せないことが一番もったいないです。ここまで必死に勉強してきたことは必ず無駄にはなりません。わからないことに挑戦し続けて、不安になるよりも、自分に自信を持たせることが大事な時期です。学力が足りなくて失点するよりも、ど忘れやミスで失点することを防いだ方がこの時期は絶対に効率がいいです!
このことを信じてひたすら復習に取り組んで、今までの自分の努力を必ず活かしてあげましょう!
緊張に関しては、入試本番になるとどんな受験生でも絶対してしまいます。会場にいると他の受験生が頭がよく見えたり、余裕があるように見えるかもしれませんが、安心してください。他の人も全員あなたと同じように緊張しまくっています!
かくいう私もセンター試験(現在の共通テスト)を受けるとき、緊張からか、数学で解く問題を間違えてしまうという大失態をしてしまっています。(笑)これで、東大にあと0.222点のところで落ちてしまったので、今から考えるとほんとに大失態です・・・
緊張するのは悪いことではありません。心臓がバクバクしたり、手が震えても、
「そりゃ緊張するよね。当たり前だよね。」
というように見栄を張りましょう!「緊張してる、やばい・・・」と思うとどんどん思考も鈍ってきてさらに緊張してという悪循環に陥ります。
受験史上においても、解く問題を間違えて僅差で東大に不合格するという、私ほど重大なミスをした人はそうそういないと思っています。(笑)これを読んだ皆さんは緊張してしまっても、あいつほどひどいことにはなりっこないやと焦らないようにしてほしいです。
緊張は悪くない。緊張を悲観的に捉えることが悪い。
この一言に尽きます。うまく緊張をコントロールして力を最大限引き出せることを願っています。
まとめ
受験生活残り1ヶ月になった際の英語の勉強方法について紹介しました!
大事なことは自信を持つことです。今まで自分がやってきたことを信じて復習をしましょう。解けない問題は解けないです。解けるはずだった問題をしっかり解けるように焦らず勉強していきましょう。