【化学の新研究 改訂版】のレベルや使う時期は?|東大生と早稲田生のコスパ勉強法
今回は、「化学の新研究 改訂版」を紹介します!
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目次
どんな人におすすめ?
「化学の新研究 改訂版」は以下のような方におすすめです!
- 難関大学を受験する予定
- 化学は嫌いな科目ではない
- 化学の学力をさらに高めたい
「化学の新研究」での勉強にはかなりの時間がかかります。それでもコスパ勉強法に適していると言えるのは、得られる学びが他の参考書と比べて圧倒的に多いからです。
時間をかけてでも難関大学の入試に通用する実力をつけたい人にはうってつけの参考書です!
基本情報
価格:2,860円 |
本体価格 | 2860円 |
ページ数 | 831ページ |
参考書の構成
- 講義→例題→解説の1セット
- 教科書に出てくる用語は1つ残らず徹底的に解説
- とにかく詳細(831ページ)
「化学の新研究」の特徴は、とにかく詳しく説明されている。という点です。831ページという化学の参考書としては非常に珍しい情報量を誇っています。
根本原理から学ぶことは非常に大変ではありますが、難関大合格のためには是非持っておきたい1冊です!
コスパ最強ポイント
①小手先ではない真の実力がつく
受験において解法の暗記をしたり、細かいテクニックを利用したりするのは有効ではありますが、最も重要なことはどれだけ理解しながら解答を導けているか。ということです。
特に難関大学では、正しい理解と思考力がないと解くことができない問題が高頻度で出題されます。そういった難しい問題は、演習をひたすら積み重ねることで慣れることもできますが、最もコスパが良いのは、始めから問題の仕組みを理解してしまうことです。
「化学の新研究」は学習するためには時間がかかりますが、根本的な原理の理解とそれに基づいた解き方を学ぶことができます。
入試対策に特化した参考書の多くは、「解ければ問題ない」という前提のもと、解説を省略しているような部分も「化学の新研究」では丁寧に解説されています。
確かに、答えがわかれば問題ないことは確かですが、ひたすら演習を積み重ねて答えがわかるよりも、根本から理解しておく方がどんな問題にも対応できるようになるので実はコスパが良いのです。
小手先のテクニックでは絶対に超えることのできない、真の理解を身につけられるという点で、時間はかかったとしてもコスパ勉強法に適している参考書とも言えるのです!
②大学入試やその先でも差がつく
根本原理の理解は受験においても非常に役に立ちますが、それだけでは終わりません。
受験で化学を使う方の多くが大学入学後も化学に触れる機会があります。受験が終わって一息ついたと思ったらまた化学の勉強をすることになるのです!
しかし、受験のタイミングで化学の根本を理解していれば、大学でも簡単な勉強さえすれば十分理解できるはずです。
受験だけではなく、大学まで含めた生活というスパンで考えてもコスパが良いのです!
具体的な使い方
ここからは「化学の新研究」の具体的な使い方について解説していきます!
使い方
①ひたすら読み進める
まずは、一通り読んで例題を解ききりましょう。
とにかくページ数が多いので、かなりの時間がかかるとは思いますが、1周こなすだけで大きく成長できることは間違いないので安心して時間を使えます。
化学は論理化学・無機化学・有機化学の3分野に分かれていて、その中でも単元がいくつか細分化されているため、必ずしも最初のページから進める必要はないです。
学校の授業の進度に合わせて進めるなどの方法で問題ないです。
②化学の勉強の辞書として使う
1周した後は参考書として使うようにしましょう。
具体的には、まず他の問題集を用意して取り組んでみます。その中でわからなかった部分や理解が甘いと感じた部分を、「化学の新研究」で再度確認するようにしましょう。
その際、「何がわかっていなかったのか」、「どうすれば解けたのか」この2点を意識しながら確認を行うようにしましょう。
いわば、欠点と改善方法をしっかりと明確化するということです。こうしないとその場で理解はできても定着しません!
せっかく内容の素晴らしい参考書を使うのであれば、それに応じた取り組み方をしましょう!
③苦手分野は定期的に読み返す
苦手分野は理解が甘いということなので、定期的に「化学の新研究」を読み返しましょう。
無機化学や有機化学に関しては、理解は十分でも暗記が不足している場合もあります。自分に足りないものは何なのか、を探すイメージで読み返しましょう。
いつから取り組めばいいの?
何度も述べているように、かなりの時間がかかるのでできるだけ早めの方が良いでしょう。
3年生になったばかりの頃から取り組めばペース的には安心でしょう。
注意したいのは、夏以降に取り組もうとすると、内容がおもすぎて「化学の新研究」の良さを活かしきれないで時間だけすぎる可能性があります。
どうしても夏以降に使う場合は、例題を解くことはせずに、参考書・辞書の用に使う、空き時間に少し読み込むなどの使い方がオススメです!
他の参考書との比較
「化学の新研究」と比較して、他の参考書の優れている点・劣っている点を簡単にまとめてみました。
「鎌田の理論化学の講義」
大学受験Doシリーズ 鎌田の有機化学の講義 [ 鎌田真彰 ] 価格:1,430円 |
優れている点
- わかり易さに特化(説明が簡潔)
- 入試突破のための豆知識を掲載
劣っている点
- 根本からの理解は省略している場合もある
どちらもコスパ勉強法としては優秀です。
ただ、より丁寧なものはやはり「化学の新研究」でしょう。
選ぶポイントは、2点です。
- 難関大学でも化学の点をしっかり確保したいか
- 春から勉強を始められて、化学の勉強にある程度時間を割けるか
上記の2点に対しての答えが「YES」なのであれば、「化学の新研究」の方がオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の参考書は今まで違って内容が重たいものを紹介しました。
時間はかかりますが、やり終えたときには相当な学力が身についています。短く勉強するだけがコスパ勉強法ではないということをお伝えしたく、紹介してみました!
是非一度書店等で確認してみてください!
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価格:2,860円 |
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