きめる!共通テスト 英語リーディング|読み方が変わる!スコア直結型の共テ対策書

「時間が足りない」「設問が紛らわしい」「どこを読めばいいのかわからない」
共通テストの英語リーディングは、配点100点・読解のみという特殊な形式に変わったことで、多くの受験生が苦戦しています。そんな悩みに応えるのが『きめる!共通テスト 英語リーディング』。単なる過去問演習ではなく、“読み方”と“設問への戦略”を身につけることに重きを置いた1冊です。
英語長文のコスパ勉強法
目次
きめる!共通テスト 英語リーディングの基本情報

出版社 | 桐原書店 |
発売日 | 2024年3月27日 |
判型/ページ数 | B5 / 288ページ |
対象 | 高校2〜3年生(共通テスト受験者) |
価格 | 1,870円(税込) |
きめる!共通テスト 英語リーディングの評価
難易度
共通テストに完全特化。難問や長文読解の基礎にも最適。
わかりやすさ
設問別の攻略法や読み方の戦略が非常に丁寧。
必要な時間
1回分90分×複数セット、継続学習向き。
特典への結びつき
時間配分や設問処理の技術が実力に直結。
面白さ
実戦的で集中力が試されるが、学習意欲を保ちやすい。
コスパポイント
1冊に過去問分析・出題傾向・設問別攻略法・予想問題セットまでフルパッケージで収録されており、「これ1冊で共テの英文読解対策が完成する」仕様。価格も1,500円以内とリーズナブルで、共通テストに特化した戦略教材としての完成度は非常に高いです。
① 共通テストの“出題傾向”と“読む順番”を完全解説
「どこを最初に読むべきか?」「図表・メール文の見方は?」など、共テならではの出題形式に特化した読み方の解説が充実。形式別に丁寧な分析がされており、本文に取り組む前の“思考のフレーム”が身につきます。
② 設問別攻略が秀逸!選択肢をどう選ぶかまで教えてくれる
共通テストは「正確な読解力」より「正しい選択肢の選び方」がスコアを分けます。本書では“設問の意図”や“選択肢の罠”を徹底解説。紛らわしい選択肢をどう見極めるかまで丁寧に説明されており、演習時の納得度が非常に高いです。
③ 実戦形式の演習問題で“時間配分”を練習できる
共テでは「時間が足りない」という声が多いですが、本書には実戦形式の演習セットが複数用意されており、60〜80分で時間を測って解く練習が可能。得点を安定させるには実戦トレーニングが必須であり、本書はそのニーズを完全に満たしてくれます。
こんな人にはオススメできないかも?
難関私大・国立2次試験の長文対策にはやや物足りません。また、語彙力や精読力を深く鍛える教材ではないため、英語力の“基盤”に不安がある人は別教材と併用が必要です。
使い方
まずは設問別攻略編を通読し、出題パターンを理解。その後、実戦演習セットを時間を計って解くことで、共テ本番と同様の感覚で得点力を鍛えることができます。復習時には、「なぜ間違えたか」を選択肢単位で確認するクセをつけると効果抜群です。
使う時期
高3の夏以降〜直前期がベスト。特に共通テスト1〜2ヶ月前には実戦演習に重きを置く時期に入り、本書の“セット型トレーニング”が非常に効果的になります。演習→復習→再演習を繰り返すことで安定した得点を狙えます。
他の参考書との比較
『共通テスト総合問題集(Z会・駿台)』は良質ですが、戦略や設問の読み解きに関しては『きめる!』の方が初心者に優しい設計。『ポラリス』や『やっておきたい英語長文』と違い、あくまで共テ専用の戦略教材という位置づけです。
東大生による正直コメント
共通テストはスピード・情報整理・設問理解が命。過去問をただ解くだけではなかなか対応力がつかないので、このように“形式に特化した戦略解説”が充実している教材は重宝します。東大レベルだと物足りなさもありますが、共テ専用対策にはかなり有効です。
まとめ
『きめる!共通テスト 英語リーディング』は、共通テスト英語の読解戦略を“知識”から“実戦力”へと変えてくれる、受験生必携の1冊です。出題傾向の分析、設問処理のコツ、時間配分の練習までを網羅しており、「共テで安定して高得点を取りたい人」には間違いなくおすすめできます。