【大学入試攻略数学問題集】のレベルや使う時期は?|東大生と早稲田生のコスパ勉強法
今回は数学の参考書「大学入試攻略数学問題集」を紹介します!
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目次
どんな人におすすめ?
- 本番レベルの問題を解きたい
- 過去問を解き始める前に使う問題集を探している
「大学入試攻略数学問題集」は上記のような悩みをお持ちの方にオススメです。
過去問演習に入る前に、学力を実践的なものにするための問題集です。入試問題の抜粋ということもあり、レベルは低くはないのでチャート式等の基礎問題集で、基礎固めをした後に取り組むことがベストです。
問題数に対して学べることが多いので、難関大学を目指してはいるが、ただひたすら量をこなすことには抵抗がある方にはピッタリの参考書となるはずです!
基本情報
本体価格 | 1069円 |
ページ数 | 問題68ページ+解答解説165ページ |
参考書の構成
- 全部で155問
- ⅠAⅡBⅢ全ての範囲に対応
- 入試問題の抜粋のみ
- 基礎・応用・発展の3段階にレベル分けされている
入試問題の中から学力の向上に役立つ問題のみを抜粋しています。タイトルの通り大学入試を攻略する、という目的に沿った問題構成でコスパ最強です。
コスパ最強ポイント
①2021年度入試からの抜粋
入試問題の主題傾向は年々変化しています。
特にセンター試験から共通テストに変わるなど、近年は変化の幅も大きくなっており、常に最新の入試事情を理解しておくことはもはや学力と同等レベルで必要な力になります。
この問題集は、2021年度入試からの抜粋のみで構成され、現時点(2022年1月)では最新の情報が反映されています。
おそらく2022年度入試をうけて、また最新版が出版されるはずなので2冊こなすと直近2年度分の重要問題を解けることになります。
②少ない問題で最大限の学習効果
この問題集は、問題毎にレベルと目的で分類されています。
「その問題から何を学べるのか」
を考えて厳選されているので1問から得られる効果がかなり大きいです。
すべての問題をこなすだけで、大学入試数学を攻略できる問題構成になっているため少ない問題数でも効果は絶大です!
③注釈・参考でわかりやすい
問題が厳選されているタイプの問題集はある程度基礎を学習した人向けに作られているため、解説はあまり丁寧でないことが多々あります。実はこの問題集も同様です・・・
しかし、解答に注釈と参考がついているため、簡潔ながらもわかりにくい解説はほとんどないです。手取り足取り教えてくれるわけではないですが、独学で利用していても簡単に理解できるような構成になっています。
コロナウイルスの影響で、人と会う機会を減らさざるをえなかったり、受験生は1人で勉強する時間が多いことも事実なのでとてもありがたい要素です。
具体的な使い方
ここからは、「大学入試攻略数学問題集」の具体的な使い方について解説していきます!
使い方
最低3周はする。
間違えた問題には印をつけておく。
この2点だけ意識しておきましょう!
重要度別に☆〜☆☆☆の3段階に分類されているので、1周目は☆☆☆の最重要問題を解きます。
※難易度ではなく、重要度の目安です
2周目は1周目に間違えた問題と☆☆の問題
3週目は2周目に間違えた問題と☆の問題
それ以降は間違えた問題や、不安な問題をやりこんでいくというのがオススメの使い方です。
155問と問題数は比較的少ないため、周回することをためらわず、しっかりやり込んで完璧にしていきたいです。
いつから取り組めばいいの?
この参考書に取り組むのは、網羅型参考書で基礎を一通り学んだ後です。
具体的には・・・
「チャート式」などで基礎固め
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「重要問題集」などで応用力育成(本サイトで紹介済み)
↓
本書でさらに実践的な力を養う
のような流れが理想的です。
10月か11月にはじめて年内に終わらせ、年明けからは復習と過去問に専念できると良いです。
他の参考書との比較
他の数学の参考書と「大学入試攻略数学問題集」を比較したときの優れている点・劣っている点を簡単にまとめてみます。
「やさしい理系数学」
優れている点
- 別解の種類が豊富
劣っている点
- 難易度が高すぎる
「優しい理系数学」も難関大学志望者向けですが、その中でも難易度はトップクラスに高いので、数学が得意!という方にオススメです。
「大学入試攻略数学問題集」のメリットは最新の問題を反映している点、「やさしい理系数学」のメリットは別解が豊富である点、ということでメリットが全く違うので好みと適正に合わせて選択するのことがオススメです。
志望校のレベル感でいうと、東大・京大・東工大などを目指す方は「やさしい理系数学」に挑戦すると良いと思います。
「やさしい理系数学」も紹介していますので興味のある方は是非!
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「理系数学の良問プラチカ」
備考
- 問題数は若干多い(ⅠAⅡBⅢで約225問)
プラチカははっきり言ってこれといったメリットがありません。
昨今の入試の状況を考えると最新の問題に触れておきたいので、「大学入試攻略数学問題集」がオススメです。
3冊とも全て河合塾出版で、レベルは
やさしい理系数学>プラチカ≧大学入試攻略数学
というような順列になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
広く浅く数学の学力がついたタイミングで、この参考書で一気に理解を深めて実践的な力を身につけるというイメージを持っていただくと、どれくらいで取り組めば良いのかもなんとなくわかりやすいと思います。
問題が厳選されていることはコスパ的に非常に優秀なので是非チェックしてみてください!