解体英熟語 改訂第2版|語源理解で英熟語がスッと頭に入る

英熟語を丸暗記しようとしてもすぐ忘れてしまう…そんな悩みを解決してくれるのが『解体英熟語 改訂第2版』です。語源や背景知識を活かして理解的に覚えることで、忘れにくく、長文読解や英作文で“使える熟語力”を身につけられる1冊です。
英語のコスパ勉強法
目次
解体英熟語 改訂第2版の基本情報
著者 | 風早 寛 |
出版社 | Z会 |
判型/ページ数 | B6判 / 約688ページ |
対象 | 高校2〜3年生(共通テスト〜難関私大・国公立) |
価格 | 1,100円(税込) |
解体英熟語 改訂第2版の評価
難易度
標準〜難関大の頻出熟語を網羅。
わかりやすさ
語源解説と用例が充実し理解しやすい。
必要な時間
1日10〜20熟語ペースで1〜2ヶ月。
特典への結びつき
長文読解・英作文で即戦力になる。
面白さ
語源から“なるほど”と覚えられる工夫あり。
コスパポイント
熟語帳の多くは丸暗記型ですが、『解体英熟語』は語源や背景を利用して“理解型記憶”ができるのが強み。価格は1,100円程度で、長文・会話・作文に直結する頻出熟語1,000語超を体系的に習得できるので、長期的に見てもコスパは抜群です。
① 語源・背景解説で忘れにくい
単語帳でありがちな「ただのリスト」ではなく、熟語のイメージや語源、文化的背景まで解説。結果として「単語+前置詞の組み合わせの意味」が腑に落ち、記憶定着しやすくなります。
②例文・派生語で“使える熟語力”が身につく
各熟語に実用的な例文と派生語を掲載しており、覚えた熟語を実際にどう使うかがすぐ理解できます。暗記にとどまらず、長文・英作文・スピーキングでアウトプットできる力が育つのが魅力。
③テスト・復習用の工夫も豊富
赤シート対応で暗記しやすく、章末には復習問題もついています。定期的な確認がしやすい構成で、日々の学習ルーティンに組み込みやすいのもポイント。
こんな人にはオススメできないかも?
短期間で熟語を詰め込みたい人や、語源解説に興味がない人には少し冗長に感じるかもしれません。「とにかく暗記」というスタイルの人には『速読英熟語』などシンプルな熟語帳が向いています。
使い方
1日10〜20熟語を目安に進め、1〜2ヶ月で1周→復習で2周目が理想。必ず例文を音読し、語源の意味を意識することで記憶効率が上がります。模試や長文で出た熟語を見直す“逆引き辞典”として使うのもおすすめ。
使う時期
高2の冬〜高3春に導入し、夏前までに2周完了すると受験期に安定した熟語力が得られます。共通テストや私大一般の直前対策としても有効です。
他の参考書との比較
『速読英熟語』よりも理解型学習に寄せた設計。『DUO』のように長文中で覚える構成ではなく、熟語自体に焦点を当てたリスト型で、理解と暗記のバランスが絶妙です。
比較参考書の紹介記事
東大生による正直コメント
熟語帳は暗記になりがちですが、『解体英熟語』は「なるほど」と思える説明が多く、定着率が高いと感じました。暗記が苦手な人や「熟語が覚えられない」という人には特におすすめ。時間はかかるけど結果的に効率がいい**教材です。
まとめ
『解体英熟語 改訂第2版』は、語源とイメージを重視した理解型の熟語帳。長文・英作文で使える熟語力を身につけたい受験生には理想的な教材で、暗記が苦手な人でも楽しんで学べる一冊です。