【全レベル問題集 化学 2 共通テストレベル】のレベルや使う時期は?|東大生のコスパ勉強法
今回は有名なシリーズ問題集である全レベル問題集から、「全レベル問題集 化学 2 共通テストレベル」を紹介します!
「レベルが何種類もあって、選ぶのが難しい・・・」、「化学の問題集は何を基準に選べばいいかわからない・・・」そう感じている方には、とても役にたつ情報と感想をまとめました!
化学のコスパ勉強法をこちらで紹介しています!こちらも併せてどうぞ!
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目次
「全レベル問題集 化学 2 共通テストレベル」の基本情報
本体価格 | 1,100円 |
ページ数 | 120ページ |
出版社 | 旺文社 |
今回紹介する「全レベル問題集」は、シリーズ化されている有名な問題集です。こちらは、大学受験基礎レベルから、共通テストレベルまでを対象としています。もちろん、化学基礎から化学までの全ての範囲を網羅しています。
問題数としては、135題(理論化学77題・無機化学24題・有機化学34題)です。さらに、考察問題が12題付録される構成になっています。
難易度は基礎レベルでかなり易しめになっていますし、ボリュームもかなりコンパクトです。そのため、基礎学習を終えたばかりで簡単なアウトプットの練習をしたい受験生にはぴったりです!
「全レベル問題集 化学 2 共通テストレベル」の評価
難易度 | ★★★☆☆ |
わかりやすさ | ★★★☆☆ |
必要な時間 | ★★☆☆☆ |
得点への結びつき | ★★☆☆☆ |
面白さ | ★☆☆☆☆ |
参考書フローチャート
まず、化学の基礎学習が完全に終わってない受験生は、易しめの参考書に取り組みましょう!その際には、「宇宙一わかりやすい高校化学」などがおすすめです。イラストや図がとにかく豊富に使われています。そのため、化学が苦手な人でも簡単に理解することができます。内容はそこまで深くはありませんが、とにかく全体的に学習を終えることが大切です。
「宇宙一わかりやすい高校化学」の紹介はこちらです!
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次に、蓄えた知識をアウトプットしましょう。目で見ただけでは覚えた気になっただけで、知識は定着はしていません。実際に問題に直面して自分の頭で考えることが大切です。この際におすすめの問題集が「全レベル問題集 化学 2 共通テストレベル」です。おすすめの理由としては、問題数と難易度の2点が大きいです。詳しくは後ほど紹介しますが、とにかく化学の問題集の入門レベルとしてはこれ以上ないくらい適任の参考書です!
ここまで終えたら、より高いレベルの内容にも取り組む必要があります。「化学の新研究」で深い知識を学んでもいいですし、同じ「全レベル問題集」シリーズの1つ高いレベルのものに挑戦しても良いでしょう。
「全レベル問題集 化学 2 共通テストレベル」の特徴
「全レベル問題集 化学 2 共通テストレベル」の特徴を大きく2つ紹介します!
①選び抜かれた問題数
化学の全範囲を押さえている問題集としては、かなり問題数が少なく設定されています。大前提として、この問題集だけでは入試まで戦い抜くことできないでしょう。難易度もそこまで高くないので、難関校受験に向けては特に物足りないでしょう。
ですが、それだけ選び抜いてあるだけあって、全て重要な問題です。筆者が受験生だった当時はこの問題集は利用していませんでしたが、今この問題集に目を通してみると、7割程度が実際の試験で出会ったことがあるなと思う問題でした。もちろん、全く同じ問題ではないのですが、本質や考え方がどれも、一度は目にするくらいの超基本・超重要な問題で構成されています。
この問題を解けるだけでは受験は戦えません。ですが、この問題が解けなくても受験では戦えないです。
化学の学習を始めたばかりの受験生には是非とも取り組んでいただきたいです。
②学習項目が教科書通りの順番
単元毎に問題が分けられています。この区分の並び方が、教科書で学習する単元の順番と同様に作られています。
一見、「当たり前でしょ」とか「そんなにメリットになるの?」と思われてしまうかもしれません。実はこれは意外と大事なことです。1つは、学習を進めながら並行してできること。2つ目は、復習が容易になることです。
どちらかというと、2つ目の方が大事です。これは全ての学問に言えることですが、何かの問題につまづいてしまった場合、原因はその問題だけにあるということはほとんどないです。必ずと言っていいほど、考え方や知識が、何かの問題と結びついています。この結びつきというのが、同じような単元、もしくは近しい単元同士で結びついてることが非常に多いのです。
つまり、理解ができない問題に直面した時、前後の問題も併せて、教科書での深い復習をすることができるのです。
「全レベル問題集 化学 2 共通テストレベル」に似た参考書との比較
化学(化学基礎・化学)入門問題精講
「全レベル問題集」と同じく、難易度によって冊子が分かれているシリーズ系の問題集です。
同じような取り組み方ですし、この入門編であれば難易度もほとんど大差はありません。一番の違いはボリュームです。「入門問題精講」はページ数が240ページとなっており、「全レベル問題集」の約2倍となっています。ページ数から分かる通り、「入門問題精講」の方がもちろん内容は充実していますが、復習をするにも時間がかかります。
そのため、初期段階で基礎問題を全体的に素早く解きたいという方は、「全レベル問題集」の方がおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
超基礎的な化学の問題集を紹介しました。
インプットをしているだけでは、知識は定着しません!簡単な問題集でもいいので、アウトプットの癖をつけましょう!