【数学I・A/II・B 最高の演習160】のレベルや使う時期は?|東大生のコスパ勉強法

今回は数学1A2Bの問題集である「数学I・A/II・B 最高の演習160」を紹介します!

昨今、数学の問題集は無数にあります。受験までの限られた時間で実力を身につけることが求められる受験生にとって、参考書や問題集の選び方は非常に重要です。

「いつどんな勉強をすべきかわからない・・・」「数学の問題集をどうやって選べばいいかわからない・・・」「最高の演習160 のレベルは?」といった受験生の悩みを解決すべく、実際に使用したレビューやレベル感をまとめました!

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「数学I・A/II・B 最高の演習160」の基本情報

数学I・A/II・B 最高の演習160
本体価格1,100円
ページ数432ページ
出版社ナガセ

「最高の演習」は、数学1A2Bと数学3に分かれています。今回紹介するのは1A2Bの問題集です。MARCHや早慶などの有名私立大学から、東大京大などの難関国公立大学レベルのハイレベルな問題集となっています。

「真の数学力」を身につけれらるとの記載もある通り、この1冊をマスターすることで大学受験レベルの数学はほぼ対応できると考えていいでしょう!

「数学I・A/II・B 最高の演習160」の評価

難易度★★★★★
わかりやすさ★★☆☆☆
必要な時間★★★★☆
得点への結びつき★★★★☆
面白さ★★★☆☆

「数学I・A/II・B 最高の演習160」のレベルと所要時間

レベル

前述のとおり、「数学I・A/II・B 最高の演習160」は最高レベルの問題集と言っていいでしょう。

同レベルの参考書としては「やさしい理系数学」「ハイレベル 数学ⅠAⅡB の完全攻略」などがあります。

最難関レベルの問題集は実際の入試の過去問などから抜粋されていることが多く、問題の質には大きな差はないことが多いです。そのため、問題数や解説の丁寧さ、問題集の構成などから好みに合ったものを選ぶことが重要です。

「数学I・A/II・B 最高の演習160」は適度な問題量と応用性の高い問題構成で入試に必要な実力を網羅的に身につけやすいというメリットがあります。

「やさしい理系数学」の紹介はこちらです!

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所要時間

「数学I・A/II・B 最高の演習160」の習得に必要な所要時間は100~120時間程度です。

一通りの基礎を身につけた後であれば、40~50時間程度で十分解ききることが可能ですが、本書を繰り返し解き応用可能な実力を身につけるにはかなりの時間を要すると考えた方が良いです。

「数学I・A/II・B 最高の演習160」を使用した感想

率直な感想として、東大や京大を目指すならかなりおすすめです。

難易度の高い問題を通して各分野で求められる思考力を確実に身につけられると感じました。

一方で、MARCH以下を目指すなら必須ではないと思います。難易度、問題数どちらをとってもMARCHのレベルは超えているように感じられ、コスパの良い選択ではなさそうです。

また、最難関大学を目指すうえでもより短期間で習得したい場合は「やさしい理系数学」がおすすめで、確実に得点できる網羅的な実力が欲しい場合は「数学I・A/II・B 最高の演習160」がおすすめです。

「数学I・A/II・B 最高の演習160」の特徴

「数学I・A/II・B 最高の演習160」の特徴を大きく2つ紹介します!

①幅広い難易度の問題提供

この参考書は、幅広い難易度の問題を提供しています。最難関大学向けのため基本的には応用問題で構成されていますが、その中でもかなり高難度のものから、確実に押さえておきたいものまで幅広いです。学習者が自分のレベルに合わせて取り組むことができます。徐々に難易度を上げ、より応用的な問題に挑戦することで自分の実力を伸ばすことができます。このような幅広い難易度の問題提供は、難関大合格に必要な力を着実に身につけるために必要不可欠です。

②分かりやすい構成

「数学I・A/II・B 最高の演習160」は、学習者が問題の解き方やコンセプトを理解しやすい構成になっています。問題によっては別解も付いており、解答方法や考え方が分かりやすく説明されています。さらに、章ごとに問題が分類されており、学習の進捗管理や特定のトピックに集中して学習する際にも便利です。このような丁寧な解説と分かりやすい構成は、自主的に効果的に学習を進めるためのサポートとなります。

「数学I・A/II・B 最高の演習160」はどんな人におすすめ?

①最難関大学を目指している人

「数学I・A/II・B 最高の演習160」は、高難度の大学受験を目指す生徒にとっては貴重な参考書と言えます。この参考書は、応用問題の中でも基本的なものからまさに最高難易度と言えるものまで、幅広い難易度の問題を提供しています。高難度の大学受験では、数学の理解と応用能力が重視されるため、このような幅広いレベルの問題に取り組むことは非常に有益です。さらに、演習問題が豊富であり、問題の難易度も段階的に上がっていく構成になっています。これにより、生徒は着実に力をつけることができます。難関大学を目指す生徒にとって、数学の理解と応用能力を高めることは不可欠ですが、「数学I・A/II・B 最高の演習160」はそのための効果的なツールとして活用できます。

②数学が好き・興味がある人

「数学I・A/II・B 最高の演習160」は、数学に興味を持っている高校生にとって魅力的な参考書です。この参考書は、数学の基礎から応用までを幅広く網羅しており、興味を持って探究心を刺激する問題が豊富に用意されています。数学の面白さや応用の幅広さを体験することで、自身の興味を深めることができます。また、演習問題の難易度が段階的に上がっていく構成になっているため、難しすぎない問題から着実に力をつけることができます。解説は簡潔ではありますが、興味を持った学生が独学で取り組みやすいという利点もあります。数学に興味を持つ学生は、自主的に学習を進めるための道具として、「数学I・A/II・B 最高の演習160」がおすすめです。

「数学I・A/II・B 最高の演習160」の使い方

最低3週はしよう

この問題集の最大の特徴は、「大学受験で必要な実力を網羅的に身につけられる」ということです。

そのためには最低3回は解くことで、その問題だけじゃなく同じ考え方を使う他の問題も解けるような応用力を身につけることがおすすめです。

制限時間をつけよう

この問題集はかなりレベルが高いです。解けないときに無駄に時間を使うのではなく、時間制限をつけることでできないときは解答を見るようにしましょう!別解までしっかり読み込むことで2周目以降に確実に解けるように力をつけていきましょう

まとめ

いかがでしたでしょうか。

【数学I・A/II・B 最高の演習160】を紹介しました。

最難関大学を目指す人にはかなりおすすめの参考書です。

僕は大学受験時はやさしい理系数学を使っていましたが、同じくらい有益な参考書だと思うのでぜひ一度試してみてください!