【実践数学重要問題集理系】のレベルや使う時期は?|東大生と早稲田生のコスパ勉強法

今回は、数学の問題集実践数学重要問題集理系」を紹介します!

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東大生と早稲田生のコスパ勉強法【数学編】

こちらのブログでは、勉強しない勉強法をスローガンに、最小限の努力で合格を目指すコスパ勉強法を紹介しています。 今回のテーマは「数学」です!難関大志望の方は…

どんな人におすすめ?

「実践数学重要問題集理系」は以下のような方におすすめです。

  • 網羅型の問題集をやり終えて、応用問題に挑戦したい
  • 厳選された演習量で、コスパよく合格をつかみ取りたい

厳選された過去問を集めることによって、実践的な力をつけることができる問題集になっています。

難易度の分類がされていて、そこまでレベルが高くない問題も含まれていますが、入試問題からの抜粋なので基礎学力は身につけている必要があるでしょう。

全範囲を網羅しているタイプの参考書で基礎を固めたあとに、応用力をつけるという目的で利用するのが1番コスパがいいです!

基本情報

本体価格1397円
ページ数問題79ページ+解答解説279ページ

問題集の構成

  • 全部で300問
  • 数学ⅠAⅡBⅢすべての範囲が対象
  • 難易度はABCの3段階で別れている
  • 単元別に問題はあるが、数は少ない
  • 公式集の付録付き

過去問から厳選された300題の問題集です。レベル別で比較的簡単な問題も含まれていますが、どちらかというと基礎学習を終えた後の応用問題演習や入試前の総仕上げに使うイメージです!

コスパ最強ポイント

①問題ごとに解答の指針を掲載

各問題には「解答の指針」という名前で、問題を解くための道筋を解説してくれています。

「解答の指針」を読むと、その問題のポイントが理解できる

類題にも応用可能な解き方を学べる

数学の学習は・・・

基礎を固める

応用力をつける

本番レベルの問題演習

という流れが一般的です。「実践数学重要問題集」は解答の指針を読むことで、応用力をつけるのステップをクリアすることができます。

また、基礎はなるべく多くの問題を解いて基礎を固めることが重要ですが、応用力は厳選された質の良い問題で応用方法を学ぶことが理想的です。

厳選された問題と解答の指針の組み合わせはまさに、応用力をつけるためにコスパ最強です!

②過去問の抜粋と類題のみで構成

試験本番で出題される問題のレベルで演習できるのでコスパよく、実践練習することができます。

本番レベルの中で3段階にレベル分けされていることで、確実に解けるようになりたい問題と、解けなくても合格は目指せるような問題を区別することができます。

③1冊でステップアップ

何度も触れますが、3段階のレベル分けがされていることで、自分自身のレベルに応じて学習することができます。

具体的には・・・

  • 数学が苦手だからA問題だけを解く
  • 数学が得意だからC問題まで解く
  • どちらともいえないので、AとB問題を解く

というように解く問題を選ぶことができます。また、このレベル分けは単元ごとの得手不得手に合わせて、解く問題を変えてもコスパが良いです!

図形問題はC問題まで解いて、確率問題はAだけを解く。といった感じです!

自分の成長に合わせて使う問題を変えることで、常に効果的な勉強でステップアップできます。

具体的な使い方

ここからは、「実践数学重要問題集」の具体的な使い方について解説します!

使い方

①レベル別に周回※CははやらなくてもOK

この問題集は、同レベルの問題を連続して解くようにしましょう!

A問題のみで1周したあとにB問題のみで1周。余力がある方はその後にC問題のみで1周する。といった感じでレベル別に周回しましょう。

C問題は入試問題の中でも特にレベルが高い問題です。

東大や京大などの最難関大学を目指す方、数学で大きくアドバンテージを取りたい方などは、是非とも挑戦していただきたいですが、全員が解ける必要はありません。

②最低3周しよう!

問題を厳選している問題集なので、1問1問を徹底的にやり込むことで、最大限の効果を得ることができます。

そしてこれは最低でも3周はこなしていただきたいです。ただただ、3周するだけでは時間もかかってしまってコスパ勉強法にはふさわしくないので・・・

1周目A問題だけを全部解く
2周目1周目に間違えた問題+B問題を全部解く
3周目2周目に間違えた問題をAとB両方解く
4周目以降今までに間違えた問題+人によってはC問題

このようにして、できない問題だけ繰り返せばOKです!

後から解き直すためにも、間違えた問題に印をつけることは忘れずに!

いつから取り組めばいいの?

網羅型の参考書で一通りの勉強を終えた後が1番コスパが良いでしょう!

「実践数学重要問題集」自体には網羅性はなく、これだけ解けば受かるということはなかなか実現しづらい1冊です。

基礎力を実践的な力にステップアップする

これが目的ということを意識しましょう!

時期的には、大体8月頃には取りかかれているとかなり余裕をもって学習を進められます。数学でそこまで上を目指さない場合は、10月11月あたりになっても全然問題ないです!

他の参考書との比較

「実践数学重要問題集」と比較したときの、他の参考書の優れている点と劣っている点を簡単にまとめました!

今回は数学で同じく応用力をつけるための問題集「1対1対応」シリーズとの比較をします。

「1対1対応の演習」

優れている点

  • より基礎から学べる
  • 網羅性がある

劣っている点

  • 問題数が多くて大変(ⅠAⅡBⅢすべて合わせて約1200問)

備考

  • レベルは重要問題集の方が若干難しい

「1対1対応」シリーズは問題数が多く基礎から丁寧に学べる点が魅力的です。

しかし、応用力をつけるための問題集として、基礎を一通り終えたあとに取り組むことを考えると、量が多すぎて周回しづらいというデメリットがあります。

そのため、コスパの面では確実に「実践数学重要問題集」がオススメです!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

問題数は他参考書と比べて多くないので知識が増えるイメージはないかもしれません。

応用力を付けたい!その気持が強い方には非常にオススメの1冊ですので是非チェックしてみてください!

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