東大生と早稲田生のコスパ勉強法【地理編】
こちらのブログでは、勉強しない勉強法をスローガンに、最小限の努力で合格を目指すコスパ勉強法を紹介しています。
今回のテーマは「地理」です!
こんな人にオススメ!
- 地理が苦手
- 専門用語が覚えられない
- どこまで詳しく暗記すればよいかわからない
地理以外の社会教科のコスパ勉強法はコチラ!
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この記事でわかること
- 地理は暗記が要らないってホント?
- コスパを上げる解説の読み方
- 地理Bオススメの参考書
目次
地理という科目について
特徴① 社会科目の中で最も暗記量が少ない
地理Bは社会科目の中で必要とされる暗記量が最も少ないです。ただし、これは「合格」に必要とされる暗記量に限った話であり、地理Bを極めるとなるとまた別の話になります。
私達の勉強法の前提でもある、完璧を目指さないという観点から考えると地理Bは最もコスパの良い教科と言っても過言ではありません。
特徴② 考察する力が大切
暗記化が少ない反面、地理をでは考察力が問われることになります。
地理で満点を目指そうとすると、膨大な暗記量が求められます。この膨大な暗記を回避して、合格ラインを目指すためには最低限覚えた知識から考察する力が必要なのです。
具体的な問題で考えてみましょう。
例題:米の生産量1位はどこの国でしょうか。
米の生産量ランキングを覚えていれば当然答えられるような問題です。
ただし、今回はここで考察力を活躍させてみましょう。今回の例題の場合は以下のようなで考察ができるでしょう。
- 米を食べる文化はアジアがメイン
- 生産量が多い→農地面積も大きい→国土自体も大きい
ランキングそのものを暗記せずともこのように最低限の知識で、考察をしていくとある程度答えまで推測ができます。
ちなみに、例題の答えは中国でした。
米を食べる文化、面積、人口の3要素から考察すれば、わざわざ暗記をしなくても解けそうですよね。
今回の例題に限らず、地理では
最低限の知識さえあれば、考察でほとんどの問題が解ける
という認識を持ってください!
攻略のコツ
地理という科目の特徴を把握した上で、この地理を攻略する3つのコツをご紹介します!
攻略のコツ① 最低限の知識は早めにインプット
地理で大切なのは考察力ですが、最低限の知識がなければ考察することもできません。
先程の例題でも、中国の人口の多さ、面積、アジアの米の文化などの知識がないと考察することもできないということです。
裏を返せば、この程度の知識が備わっていれば、すべての問題に考察するチャンスはあります。したがって最低限の知識だけはなるべく早くインプットしておき、考察をできる土俵に立つことを意識しましょう。
攻略のコツ② 知識の使い方を意識する
最低限の知識のインプットを終えたら、その知識の利用方法を問題演習を通して学んでいきます。
詳しい演習方法は後ほどで説明しますが、インプットした知識をどのように使うか、どのような方法で考察しているか、ということは常に意識して問題演習を行いましょう。
攻略のコツ③ データのインプットはやめない
最低限の知識さえあれば考察はできます。が、知識の量が多いほうが正解には繋がりやすいのは間違いないので、知識のインプットはできる範囲で少しづつ継続しましょう。
ここで注意するポイントは、インプットすべき知識はデータということです!
難しい専門用語は覚える必要はありません。考察の材料となりうる、人口や機構などのデータを増やすことが最優先です。なにを暗記するか迷ったときはとにかくデータのインプットが大事だということを思い出してください!
地理 コスパ勉強法
①薄い参考書でインプット
最初に薄めの参考書を一通り読んで、最低限の知識をインプットするところからスタートです。
ここで意識するポイントは2つ。
- スピード重視
- 1度で覚えきろうとしない
このステップで時間を掛ける必要はありません。最低限の知識は、問題を解いているうちに習得できることが多いからです。
それでも、一通り読む必要があるかというと、演習の効率をこの小さな労力で上げるためです。薄めの参考書を読んでおくことで、全体の概要と要点を把握した状態で演習に取り組むことができます。これだけで、知識の吸収力や理解力にコスパが生まれてくるのです。
②過去問演習
薄めの参考書で概要を把握したらいよいよ過去問演習に入ります。地理の勉強は過去問演習がメインになります。理由としては、
- 必要な知識が少ないため、過去問で網羅できる
- 知識の使い方が学べるのは過去問
この2点です。この2点を抑えることが地理のコスパ勉強法には必須です!
事前に少し触れましたが、過去問演習の際に大切なことが「解説の読み方」です。
解説の読み方ポイント
- 必要とされていた知識を確認する
- その知識をどのように考察へ利用していたかを確認する
この読み方さえ気をつけていれば、見違えるほどコスパよく勉強できますよ!
先程の米の生産量の例題で考えると、
必要な知識
- 欧米では米が主流ではない
- 中国は面積が大きい
考察内容
- 生産量が多いのはアジア
- 面積が大きい国→農地面積も大きく生産量も伴って多い
となります!読んだだけはできてしまった気になるので、ここに気をつけて是非一度解説を読んでみましょう!
知識量の不足であれば暗記が必要だし、考察内容の不足であれば、考察のパターンを学ぶ必要があります。自分が何が足りなくてどんな勉強が必要なのかということがこの「解説の読み方」を意識するだけで丸わかりです!
③国ごとのデータをまとめる
先程も触れましたが、情報量が多いに越したことはありません。そこで、演習問題と並行して行っていただきたいのが国ごとのデータの整理です!
演習問題を解いていると、様々な国の、気候、人口、面積、産業などのデータが出てくると思います。これらのデータを別冊のノートなどにまとめておくだけで、そんなに手間もかからず、最強のデータブックが作れますし、復習にも利用できるのでコスパ勉強法として是非行っていただきたいです!
オススメ参考書
今まで紹介してきたコスパ勉強法にも相性の良い参考書が「30日完成」シリーズの地理編です!
30日で学びきれるほどお手軽なので、勉強法①で利用できることに加え、細かく例題も掲載されているので勉強法②で学んでほしい、知識の利用方法(考察方法)も併せて学ぶことができます。
共通テストレベルであればこの1冊で十分すぎるほどです。
難関大学等の2次試験の際には、この参考書を勉強法①の薄めの参考書として使い、過去問演習も行うことをオススメします!
オススメ参考書の購入はコチラからもできます!
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まとめ
地理の勉強法を紹介しました。
知識のインプットだけではなくインプットした知識の使い方を学ぶことが非常に大切です。
特に「解説のよみ方」を意識してコスパ勉強法を再現してみてください!
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