東大生と早稲田生のコスパ勉強法【世界史編】
こちらのブログでは勉強しない勉強法をスローガンに、最小限の努力で合格を目指すコスパ勉強法を紹介しています。
今回のテーマは、「世界史」です!
こんな人にオススメ!
- 世界史が苦手
- 専門用語が覚えられない
- 知識をつけたのに問題が解けない
文系や一部の理系の方が使うことになる世界史です。日本史と同様に歴史の科目ではありますが、同じ歴史科目でもそのコスパ勉強法は全く違うものになります!今回は日本史との違いも意識しながらコスパ勉強法をお伝えしていきます!
日本史のコスパ勉強法の記事はコチラ!
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この記事でわかること
- 世界史における暗記の重要度
- 世界史攻略のコツ
- 世界史コスパ勉強法
目次
はじめに
私たちが紹介するのはあくまで「コスパ」にこだわった勉強法です。
満点を目指さず、
合格に必要最低限な力を
必要最低限の努力で
身につける。
これが、私たちと読者の皆様の目標となっています!
※完璧な学力を身につけられるという訳ではないのでご注意ください。
世界史という科目の特徴
特徴① 暗記量が多い
世界史の一番の特徴はとにかく暗記量が多いということです。同じく社会科目の日本史と比べても世界史のほうが暗記する用語の量は多いです。単純な用語の暗記量だけで言えば、日本史に限らず全科目の中で最も多いのが世界史と言えるでしょう。
暗記量の多い科目は、
- 短期間で成長しづらい
- 勉強量が実力に直結する
といった特徴があります。勉強すれば勉強しただけ実力は伸びますが、試験直前の詰め込みや小手先のテクニックではどうやっても立ち向かえない科目が世界史です。
そのため、世界史の勉強では短期間で大きく成長することが難しく7〜8割を目指すとしてもある程度の勉強時間を必要としていることを予め理解しておいてください。
特徴② 縦のつながりと横のつながりがある
用語の暗記量が多いとはいえ、世界史は歴史なので覚える内容にもつながりがあります。世界史には、時代の流れに伴う縦のつながりと、同時代における国や地域同士の横のつながりがあります。
縦のつながり | 同場所における時代の流れ |
横のつながり | 同時代における国や地域のつながり |
特に日本史と異なる点は国同士の横のつながりがあるということです。国ごとに異なる文化や伝統、その時々のリーダーの政策など、それらが互いに絡み合って作られているのが世界史という1つの大きなストーリーです。
縦横それぞれのつながりの違いを意識することは、暗記をする上で大きな助けになるということだけ覚えておきましょう!
特徴③ 浅く広い知識
世界史では、日本史や他の科目と比べ、1つ1つの出来事に関する深い理解や思考力は求められません。それよりも大まか流れの理解を広範囲で行うことが求められます。その分、暗記量が多くなってしまっているという難点がありますが、世界史の勉強を進めていく上で、狭く深い理解は必要ない、浅く広い知識が必要であるということは1つの重要なポイントとなります。
世界史攻略のコツ
ここまで世界史の特徴を簡単に抑えたところで、実際に世界史攻略のコツを紹介します!
全体の流れを掴む
暗記をする上で大切なことが、概要の把握です。日本史の記事でも説明していますが、最初に全体の流れを把握してから勉強することで、暗記の効率を大幅に上げることができます。世界史は縦横のつながりを持ったストーリーであり、そこには全体の流れがあります。いきなりすべてのことを暗記しようとするのではなく、まずはドラマや映画のあらすじを簡単に覚えるように、世界史という1つのストーリーを把握するように意識しましょう!
手を動かす
教科書や参考書にただ目を通しているだけの勉強は非常に効率が悪いです。
暗記すべきことがあるときには、実際に手を動かしてノートなどに書き記す勉強方法はオススメです。
手を動かす勉強のメリット
- 五感を使って覚えられる
- アウトプットと同じ行為になる
- 後から自分専用の復習ノートになる
手を動かしていると上記のようなメリットがあります。
しかし、実際に書いて勉強する方法は参考書をを読んで勉強する方法に比べてどうしても時間がかかってしまいます。私達の紹介す勉強方法はあくまでも、コスパ勉強法です。したがって、ノートに書く内容は要点だけに絞るようにしましょう。具体的な手の動かし方は次に説明していきます!
単語ではなくエピソードを覚える
暗記をする際に単語を1つ1つ覚えていても、効果が薄い上に非常に覚えづらいです。暗記をする際は常につながりを意識しましょう。世界史には縦のつながりと横のつながりがあります。このつながりを最大限に利用して、1つの単語としではなく、1つのエピソードとしてストーリーを意識しながら暗記をしましょう。
世界史コスパ勉強法
世界史の攻略のコツはぼんやりとわかってきましたか?
このコツを明確に勉強法にするにはどうしたらいいのか。この記事を読んでくださった方が今すぐ行動に移せるように攻略のコツに沿って、具体的に解説していきます!
全体の流れを掴む
最初に世界史の内容の全範囲を扱っている参考書を用意して、全体の流れを掴みます。このステップのメリットは攻略のコツでも述べたとおり、暗記効率の上昇です。
こちらのステップで利用する参考書は、わかりやすく、読みやすいことが重要です。全体像を掴むことが目的ですので、すべてのことが詳細に解説されているような、分厚い参考書は必要ないです。
これらの条件を満たしているオススメの参考書が「一度読んだら忘れない世界史の教科書」です。
「一度読んだら忘れない世界史の教科書」特徴4つ
- 「流れ」の説明に特化しており、年号等の細かい情報量は多くない
- 1つのストーリーとしてまとめられている
- 章ごとに最初にあらすじが添えられている
- 横のつながりが分かる年表が付属
ページ数は477ページとなっており、簡単に読み切れる量ではありませんが、全体の流れを掴むためにはうってつけの参考書です!
1周目は概要だけ把握できればいいので、さらっと読み通しましょう。量があまりにも多すぎると感じる方は最初のあらすじだけを読む方法でもOKです!
この参考書自体が、世界史勉強で重要な「流れ」と「つながり」を意識して作成されているので、特殊な使い方をする必要はありません。着実に最初のページからどんどん読み進めていきましょう!
「一度読んだら忘れない世界史の教科書」の購入はコチラからもできます!
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手を動かす:要約をノートに書く
次に、全体像の理解に使った参考書を使い、まとまりごとの要約をノートに書いていきます。
※この作業は勉強の効率を上げるためには役立ちますが、即効性はないため時間に余裕がない方は飛ばしていただいて結構です。
「一度読んだら忘れない世界史の教科書」では、各章の中で国ごとや王朝ごとのまとまりで分けてストーリーの解説がされています。このようなまとまり1つ1つに自分自身で簡単な要約を作り、ノートに書く。ここまでがこのステップの勉強法です。
- 重要単語を書いて覚えることができる
- 要約する際に流れとつながりを理解することになる
この勉強方法には以上の2つのメリットがあります。
主要単語が暗記できていて流れとつながりが理解できていれば基礎のレベルはバッチリです。後は細かい単語をインプットするだけとなります。
この方法は要約をする手間とノートに書き込む手間がかかるため、ある程度時間に余裕のある方だけ、基礎を完璧にして、後の学習効率を上げる目的で行ってください!
用語の暗記:エピソードを意識する
最後は、用語を暗記する時の勉強法です。
- インプット→アウトプットの1セットを繰り返す
- エピソードを意識する
まず、この2つのポイントは必ず意識してください。
教科書や参考書で読むことで学ぶインプットと、問題演習でその知識を使うアウトプットを1セットを常に繰り返して勉強しましょう。
また、用語1つ1つで覚えるのではなく、それぞれをまとめてエピソードとして暗記するようにしましょう。
用語暗記のステップでオススメになる参考書は2冊あります!
「30日完成スピードマスター世界史問題集」
「30日完成スピードマスター世界史問題集」の特徴
- インプット→アウトプットのセットで構成
- 要点がまとめられている
- 全体的な学習を終えた人向け
この問題集は流れやつながりの説明はあまりありませんが、用語の暗記には最適です、インプット→アウトプットの1セットで1日分という構成になっていて、1日分の学習量が少ないために、実際には30日もかからずに1周することができるでしょう。123ページとかなりボリュームは少ないので、8割の実力を目指すために要点だけを抑えたい人におすすめです!
「世界史一問一答」
「世界史一問一答」の特徴
- 1つの問題に単語で答える形式
- 網羅性◎
- エピソードのくくりでは暗記しづらい
- 文庫本サイズでお手軽
こちらは逆に問題料はかなり多いですが、受験に必要な知識はほぼ全て網羅されています。1問1答形式は暗記にはよく用いられる形式なので馴染み深い方も多いと思います。コスパ勉強法としては、30日完成の参考書の方がおすすめですが、1問1答には移動時間等のスキマ時間で学習ができるというメリットもあるため、自分に適した方の参考書を選んでください!
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まとめ
世界史の勉強法を紹介しました。
世界史は縦横のつながりを意識してエピソードで覚える!
常にこれを意識して勉強してみてください!
日本史のコスパ勉強法をご覧になっていない方はコチラも併せてどうぞ!日本史と世界史の違いもわかります!
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