【頭が良い人ってなに?】〜コラム〜|東大生と早稲田生のコスパ勉強法

コラムシリーズとして、毎日勉強で忙しい皆さんが休憩時間にさらっと読めるようなおまけ記事をいくつか書いてみようと思います!

「勉強に疲れたなあ」とか「息抜きしたいなあ」と感じたときに読んでみてくださいね。

頭が良い人ってなに?

今回のコラムのテーマは「頭が良い人ってなに?」です!

皆さんのコミュニティの中にもいわゆる「頭が良い人」はいますか?

いつも学年トップの成績を取る人や知的な発言をする人、「頭が良い人」となるための要素は色々ありますよね。人によっても「頭が良い人」と認める価値観は全く異なるものだと思います。ただ、その多くがなんとなくの感覚から感じているものに過ぎないと思います。

どうせなら、「頭が良い人」を定義しちゃおう!ということで・・・

コスパ勉強法を紹介している筆者にとっての「頭が良い人」とはどんな人物なのか?というものをあえて根拠を交えてお話したいと思います。

※完全な主観の話になるので、勧めるものでも強要するものでもありません。暇つぶし程度に「そんな考え方もあるのかあ」程度に読んでください!

頭が良い人だと思った瞬間

まず、筆者がこれまで生きてきた中で「頭が良い人」だなと思った瞬間をいくつか挙げてみます。

1人目:何を言ってるかよくわからない常に成績トップのS君

1人目のS君は、高校時代の同級生であり、定期テストや模試では毎回1番か2番の成績しか取らない人でした。

彼は、とにかく成績が良い人でしたが、世間一般的に言うと少し変わり者だったかもしれません。人と少し話すときはすこしたどたどしくなるし、彼が言っていることはなんだかぶっ飛んでいて理解することができませんでした笑

高校生にもなると皆シャーペンを使うことがほとんどなのに、S君は鉛筆をずっと使い続けていたことも強く印象に残っています。そういったところも含めて、なにか異質なオーラを漂わせていたのがS君でした。

筆者は、そんなS君を見ていて、なんとなくではありますが「頭が良い人」だなと感じていました。

2人目:なんでも一瞬で暗記してしまうH君

2人目のH君は、教科書に書いてある内容や単語を1回見ただけですぐ覚えてしまう人で「頭が良い人」だと筆者は思っていました。

びっくりさせられたエピソードが1つあるのでご紹介します。

授業中に英語の長文問題を解いていたときに、全くわからない英単語が出てきてみんなが読めずに苦労していました。そんな時、H君は「確かこういう意味だった気がする」と単語の意味を説明し始め、それが見事に当たっていたのです。これだけではまあ知らない単語を他人が知っていただけの話ですが、驚くべきはその単語を覚えた経緯です。

「何ヶ月か前に英語のサイトでたまたま見かけた単語で、意味がわからなかったから調べたのをなんとなく覚えていた」と言い始めたのです。ちょっと嫌味な感じですよね〜笑

そのたまたま出会った単語をずっと覚え続けていたということが当時の自分には衝撃でした。と、同時にH君の才能を羨ましいと思うようになりました。

3人目:なんでも論理的に話すA君

3人目は、なんでも論理的に話したり行動したりするA君です。

S君のように学年トップの成績ではないし、H君のように何でも一瞬で暗記ができるタイプの人ではありませんでした。しかし、彼が話すことは全て緻密な思考があることがよく伝わるような人でした。

なんでこれをやるのか?なんでこうなるのか?多くの人が気にしないような細かいことにも納得できるような理由を必ず持ちながら行動していたように感じました。

全部のことを論理的に考えられる人だったからなのか、予備知識が全くいらないクイズや謎解きがすごい得意でした。勉強をそんなに必死にするタイプではなかったので、学校の成績に関しても、本気を出せばすぐ伸ばせたんじゃないかと思います。

頭が良い人の共通点

ざっと3人の「頭が良い人」を紹介しました。それぞれタイプが違う人たちでしたね。

そこで、「頭が良い人」を定義する上で3人ともに共通する点を探してみました。それは・・・

自分が尊敬できる点がある

これが感覚的に「頭が良い人」と捉えてしまう1番の要因なのではないでしょうか。

学業や発言において、自分よりすごいなとか羨ましいなと尊敬させられる人は「頭が良い人」に自然と分類されていくというのが最も大きい要素だと思います。

頭が良い人を明確に定義する

感覚的に「頭が良い人」と認識してしまうのは、尊敬しているところからくるということが一応わかりました。

しかし、私はこの非常に曖昧な要素があまり好きではないので、「頭が良い人」を定義し直してみました。

ずばり、私の考える「頭の良い人」とは・・・

「論理的に考えて成長できる人」

です!

単なる結果・能力ではなく、それを得るまでの過程を根拠をつけて考えている人が私が考える「頭が良い人」です。

つまり、ただ学年トップの成績なだけではダメです!こうやって勉強するからどれくらいの時間をかけて学年トップになれるだろうと考えている人じゃないと「頭が良い人」ではないです!(筆者の定義上)

先程挙げた3人の例を見ると、H君はただ暗記能力がすごいだけで、それだけでは「頭が良い人」としては認定しません。笑

一方、A君はまさに、「頭が良い人」でしょう。彼は全てに理由と原因を求めます。自分の成長のためにも何が必要か、どうやったらそれを達成できるのかを考えます。A君が本気で勉強すれば学年トップの成績も容易いだろうと私が感じたのも、彼が「頭が良い人」でやる気さえあれば、「論理的に考えて成長する」ことができる人だったからでしょう。

論理的に考えて成長ができる人は強い

筆者の個人的見解である、

「頭が良い人」=「論理的に考えて成長できる人」

はどんなものかご理解いただけましたか?

ただ能力があるだけじゃなくて、どうやってその能力を得たかが重要ということが最も伝わってほしいところです。

どんなことでも成長してしまう

この「論理的に考えて成長できる人」は人生の中でたくさん得をすると思います。

勉強だけでなく、スポーツ、仕事にもこの考え方で取り組むことができるため、どんなことでも成長を見込める人材というわけです。一見、ただの娯楽でしかないボーリングやカラオケでもそうです。最初はガターしか出せなかったり、歌の採点が低かったりするかもしれませんが、「頭が良い人」にとっては分野なんて関係ありません。成長しようと思えば、論理的に過程を作りあげてすぐに成長してくるでしょう。

もちろん、得意不得意はあるので到達できるレベルは様々ですが、本質はどれだけ成長できるかです。なんで自分が成長しているかを理解できている人は、なにをやらせてもある程度うまくこなしてしまうでしょう。

東大生は勉強ができるだけ?

「東大生は勉強ができるだけ」みたいな発言をTV番組や世間話でたま〜に聞くことがあります。

この発言には、学業の成績は良いが仕事はできないといったような意図が込められていると思います。もちろん日本で一番優秀な東大に入学した東大生を理由もなしに見下すことはあってはならないことです。ただ、もしかしたら学業で成績を残しているだけで、他のことには活かせないという事例があっての「東大生は勉強ができるだけ」という発言につながるのでしょう。

「頭が良い人」=「論理的に考えて成長できる人」になってしまえば、勉強もできるし仕事もできるはずなので、そういった人になることを心がけていきたいですね。

まとめ

コラムシリーズ第1弾「頭が良い人って何?」を主観的意見盛りだくさんでお届けしました。

結果より過程が大事なんてことを言いますが、筆者も賛成の立場です。

だからこそ、過程を大事にする「コスパ勉強法」を皆さんにお伝えしていますし、すこしでも皆さんの考え方の一部として加わることができれば幸いです。